2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧
ご注意! はてなダイアリー > キーワード > 富山真順 には二つのエントリーがあります。 私は、後半(2)をお勧めします。 http://d.hatena.ne.jp/keyword/%c9%d9%bb%b3%bf%bf%bd%e7?kid=223592 情報の丁寧さからいうと、(1)と(2)の順序は逆のような…
「集団自決」教科書検定 3冊「関与」に後退 検定意見を堅持 審議会が報告 号外・琉球新報2007年平成19年12月26日(水) 1面:http://ryukyushimpo.jp/pdf/20071226a.pdf 渡海紀三朗文部科学相(右)に教科用図書検定調査審議会の報告書を手渡す杉…
沖縄戦ニュース http://www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/822.html
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沖縄戦「集団自決」をめぐる教科書検定で、訂正申請した教科書会社に対し文科省が書き直しを求める「指針」を伝えたことについて、那覇市議会は二十五日、「軍の強制をあいまいにし、到底容認できない」とする意見書を全会一致で可決した。 教科書検定に関す…
検定意見「今後も有効」 「集団自決」表記 検定審が結論 【東京】高校歴史教科書の沖縄戦「集団自決(強制集団死)」に関する検定問題で、教科書会社六社からの訂正申請を審議していた教科用図書検定調査審議会(検定審)の杉山武彦会長は二十六日午後、都内…
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内容に訂正の必要なし 座間味島について。宮城晴美著『母の遺したもの』は読んだか? 読みました。この裁判が、はじまってから、それに向けて提出される各種の資料を読むようになりましたから、その時点においてです。 座間味島を含む慶良間列島の集団自決は…
「ノート」の根本的な動機 『沖縄ノート』は今日まで版を重ねているが、その刊本について最初の版を改訂していないことに関して。 渡嘉敷島について。赤松隊長命令説を否定する文献等が出たことを知っているか?(曽野綾子著『ある神話の背景』、赤松嘉次『…
架空法廷 ドイツとは逆に 『沖縄ノート』二百十三ページ三行目から十一行目は、次のように記されています。 《 おりがきたとみなして那覇空港に降りたった、旧守備隊長は、沖縄の青年たちに難詰されたし、渡嘉敷島に渡ろうとする埠頭では、沖縄のフェリイ・…
逃れようのない結末に 「日本本土の政治家が」で始まる段落は何を述べたものか? この段落の文章の構造を説明します。 まず前の段落の、ひとりの人物(かれは渡嘉敷島の旧守備隊長で、この段落では当時「若い将校」であった「ひとりの日本人」と呼ばれていま…
償い語らぬ死の責任者 「本土においてはすでに」で始まる次の段落は何を述べたものか? この段落において、私は先の段落で書いている、一九四五年に行われた集団自決の悲惨が、本土においてしだいに表立った声にならなくなってゆく時代状況のなかで、その守…
2007.11.9大阪地裁証人尋問に先立って提出された大江健三郎氏の陳述書。本論部分の詳報が沖縄タイムスから公開されました。http://www.okinawatimes.co.jp/spe/syudanjiketsu.html#to
構造的積み重ね 島民に浸透 「この事件の責任者はいまなお」以下において、私は一九七〇年現在においてなお、渡嘉敷島の集団自決という事件をもたらした、日本軍―第三二軍―渡嘉敷島の守備隊という、責任のタテの構造の、最先端にあった守備隊長は、事件の被…
虚偽の物語 自ら意識せず 「責任者」の内面について想像したものか? そのとおりです。そして私はこの「責任者」に、渡嘉敷島において軍の責任者としての自分が行ったことの「罪」についての認識がなかったはずはない、と考えます。それを自分の内面の思考の…
別人の繰り返しありうる 「慶良間の集団自決の責任者も」で始まる最初の段落は何を述べたものか? 「慶良間の集団自決の責任者も」という、この段落を書き出した時、私にはここで『沖縄ノート』の執筆の時点、一九七〇年、渡嘉敷島を実際に訪れようとしてい…
本土側が沖縄ねじふせ 『沖縄ノート』二百十ページ四行目から二百十二ページ二行目までには、次のように記されています。 《 慶良間の集団自決の責任者も、そのような自己欺瞞と他者への瞞着の試みを、たえずくりかえしてきたことであろう。人間としてそれを…
2007.11.9大阪地裁証人尋問に先立って提出された大江健三郎氏の陳述書。本論部分の詳報が沖縄タイムスから公開されました。 http://www.okinawatimes.co.jp/spe/syudanjiketsu.html#tokusyu
酷たらしい現場から今に 『沖縄ノート』六十九ページ十行目から七十ページ五行目までには、次のように記されています。《 慶良間列島においておこなわれた、七百人を数える老幼者の集団自決は、上地一史著『沖縄戦史』の端的にかたるところによれば、生き延…
「集団自決」通し自己批判 『沖縄ノート』全体の趣旨はどういうものか? 《 日本人とはなにか、このような日本人ではないところの日本人へと自分をかえることはできないか 》 という、この本で幾度も繰り返されているフレーズは、その全体の趣旨において、ど…
再度の「国家犯罪」を危ぐ さて、その『沖縄ノート』??章から、私は批判を書いていますが(二百八―二百九ページ)、まず、その二百八ページ十行目にある、自分が慶良間列島の関係者をたずねて直接にインタヴィユーをしていないことについて、一言述べておき…
「鉄の暴風」根拠に執筆 私は一九六五年(昭和四十年)文藝春秋新社の主催による講演会で、二人の小説家とともに、沖縄本島、石垣島に旅行しました。この旅行に先立って沖縄について学習しましたが、自分の沖縄についての知識、認識が浅薄であることをしみじ…
2007.11.9大阪地裁証人尋問に先立って提出された大江健三郎氏の陳述書。本論部分の詳報が沖縄タイムスから公開されました。 http://www.okinawatimes.co.jp/spe/syudanjiketsu.html#tokusyu 大江健三郎氏の著作「沖縄ノート」などの記述をめぐり、旧日本軍の…
沖縄戦「集団自決」記述「指針」に対する声明 2007年12月10日 6.9沖縄戦の歴史歪曲を許さない!沖縄県民大会実行委員会 沖縄戦の歴史歪曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会 〒902-0061 那覇市古島1-14-6 教育福祉会館2F 高教組内 TEL098-887-1661 FAX0…
2007/12/07 23:56 慶良間列島の集団自決の体験者の方々の中には、 「あれは自発的にやったことだ」と語る人もいらっしゃいます。 そりゃそうです。 米軍が上陸したら。戦えるものは闘い闘えないものは「自発的に死になさい」と、軍から命令されていたのだか…
(情報元はこちら) 沖縄第32軍は1945年2月15日『戦闘指針』を通達した。これには「撃敵合言葉(標語)」として「一機一艦船 一艇一船 一人十殺一戦車」と記載され、この合言葉が特攻作戦へとつながっていった。 陸は兵員の斬り込み、空は飛行機による特攻攻…
沖縄戦でおきた「玉砕」という名の強制集団死。そして「防諜」目的による住民虐殺。 わたしは、沖縄以前の「玉砕戦」を辿ってみたら、その原型ともいえる記述をグァムの戦記の中から見つけた。 一等兵のM.T.さんが目撃した事件は、米軍のグアム上陸、昭和19…
「沖縄戦の悲惨をなぜ今ごろになって語るのか、なぜ最初から語らないのか?」 という疑問を、戦争を知らない子供たちが抱くのは当然だ。 しかし、戦争を熟知し肯定する、 『新しい歴史教科書をつくる会』の、初老の紳士たちが それを弁(わきま)えないとい…
大阪地裁での本人尋問のメモをもとに、大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判支援連絡会ホームページに詳報がアップされました。 http://www.sakai.zaq.ne.jp/okinawasen/news.html