『新版 母の遺したもの』 が発刊されます

新版 母の遺したもの

宮城 晴美=著
●2008年1月30日発行


沖縄戦の開戦直後、慶良間諸島に駐屯した軍の強制の下、肉親どうしで手をかけ、六百人をこえる住民が命を断った「集団自決」。


本書は、その「集団自決」から生き残った祖父母と母をもつ著者が、「母の手記」を原点に、30年をかけて聞き取った住民の証言で構成したノンフィクション!


ところが、その「母の手記」を証拠として、慶良間を基地とした海上特攻隊の元隊長らが、自分は「自決」命令は下していないとして、『沖縄ノート』の著者・大江健三郎氏と発行元の岩波書店を「名誉毀損」で告訴。


(以下略)
http://www.koubunken.co.jp/0400/0394.html