1クリック詐欺まがいの行為をやめよ!


久しぶりに、アマゾンを使って本を購入した。
そこに、プライム会員無料体験というのがあった。
速達配達が1ヶ月無料で体験できるというものだった。


1)今回は急いでほしかったので、思わずそれをクリックした。
2)そうしたら、会員規約のページになった。
3)よむと、放置しておくと自動的に会費が取られるあるので、
4)ページを「戻して」クリックを解除した。私は当然「登録をやめた」と思っていた。
5)本を注文したら
6)予想もしなかったプライム会員無料体験完了というメールが届いた。
7)「私は登録を止めた」ので、その通知メールは無効だと書いて、返信した。
8)6のメールには「アカウントサービス」のページに登録解除のボタンがあるというので、念のためそれを押しておこうと思ったが、
9)「アカウントサービス」を開いてもそうした明示的なボタンはない
10)そこで、ウソの注文手続きを途中までして、途中で「アカウントサービス」を開いた。そこにも、明示的な登録解除ボタンは無い。
11)「プライム会員の設定」というところをようやく見つけて、「自動登録をしない」をみつけたので、それをクリックした。


ここまで1時間かかった。
そしてまだ、「登録解除の確認」は届いていない。


私も途中であきらめようかと思った。このような、契約解除手続きの不明朗さで、会費(年会費¥ 3900)を心ならずも徴収される人は、おそらく相当な数に上るのではないかと思われる。


また、上記の1)〜4)は順序が全く逆である。ルールを読めるまでは登録(契約)はできないのが消費者基本法の原則だ。このシステムはおそらく、重大な法令違反であろう。6)などは世に注意喚起されている、アダルトサイトの「手口」そのものである。


アマゾンが真っ当な会社なら、むしろ、「自動的に会費を徴収してよいか」をオプションにすべきである。出口が分からないようにして「会員にさせてしまう」などは、アダルトサイトよりも悪質かもしれない。(アダルトサイトの方が最近はむしろ、1クリック請求を自粛していると聞いている)


〜〜〜〜〜〜
Amazon.co.jp御中


電話をかけて鄭重にご注意申しあげたかったが、そうしたチャンネルも明示されていないので、貴社の瑕疵と不具合をここに明記しておきます。貴社御担当者で気がついたかたがいらっしゃいましたら、コメント欄まで連絡先ご記入お願いします。私からご連絡いたします。


なお「プライム会員無料体験」でWEB検索をすると、予期せず年会費を徴収されてしまった被害者が既に大勢いることが分かります。貴社は、貴社の財布の中にインモラルニ入れてしまったこうした被害を、早急に弁済するとともにシステムの改善を急ぐべきです。


1週間たってなんのコメントも無い場合は、自動的に東京都消費者センターと国民生活センターに「注意喚起と改善要望」の文書を提出いたします。