White phosphorus damage in al-Faraheen
al-Faraheen村における白リン弾攻撃
白リン弾の実物映像証拠です
http://palsolidarity.org/2009/02/4932
youtube映像あり
「ガザ地区に対するイスラエルの戦争で破壊された Al Faraheen村のある家の映像。 ビデオは、家の上階が砲弾を浴びせて、燃やされたのを映し出している。 残された弾殻には--「155mm M825E1」と記され、明らかに白リン装備の発射体であり、白リンであると疑われた一つの物は、ISMボランティアによって撮影され、拾得されました。
※弾殻は上空で白リンを放出してしまいますので焼き焦げることもないのでしょう!
※「a substance suspected to be white phosphorous=白リンであると疑われた物(単数)」 映像後半に出てくる黒い塊、すなわち白リンWedgeの燃えカスのことをいってると思われます。
M825A1の場合、白リンは4半円状のセルロースのフエルトに染み込ませて搭載されています。それをWedgeといい、116個のWedgesには、総量5.7kgの白リンが充填されています。
参考 155mm M825A1 の構造(ソースは FAS.org)
空中で弾が破裂すると、空気に触れて白リンは自然発火し、116個の火の玉となって降り注ぎます。燃焼中にWedgeが砕けると、火の玉はさらに飛び散ります。
赤十字国際委員会の見解によれば、燃焼温度は800℃ですから、白リンはガスになって燃えていることになります。
白リンは燃えカスに覆われて酸素が供給されなくなると燃焼を止めますが、燃えカスが砕けるとまた再発火します。ガザの国連の倉庫では、1週間たったあとでもまだ燃えているこうした塊が有ったそうです。
155mm M825には A1〜E1まであるのでしょうね
その違いは?
【追記】
下のD_Amonさんのコメントをご参照あれ。